福祉施設のスプリンクラー 設置基準の強化検討

総務省消防庁は2月22日、長崎市の認知症高齢者グループホーム(GH)で4人が死亡した火災を受け、福祉施設でのスプリンクラーの設置基準の強化に向けた検討部会を設置すると発表した。

部会は「予防行政のあり方に関する検討会」の下に置く。消防関係者や有識者のほか、厚生労働省や国土交通省も加わり、基準の在り方について総合的に議論する。3月11日に初会合を開き、夏ごろまでに報告書をまとめる。

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福祉新聞 2013年3月4日号(2612号) より